テクノロジーと温かいつながりの融合
僕たちのサイトが目指しているのは、テクノロジーの力を使って、超高齢社会が直面するさまざまな課題を解決し、そこに「温かいつながり」を生み出すことです。見守りシステムやオンラインでのコミュニティ作りなど、色々なアプローチを模索しているんですが、最近僕が特に「これは大事だな」と感じているのが、日々の暮らしに欠かせない「買い物」というテーマなんです。単にモノを手に入れるっていう行為じゃなくて、買い物って、献立を考える楽しみだったり、お店の人とのちょっとした会話だったり、社会とのささやかな接点だったりしますよね。でも、身体的な理由や交通手段の問題で、その「ささやかな楽しみ」が難しくなっている方々がたくさんいる。このすごく身近で切実な課題に対して、僕たちの目指す「テクノロジーと人の温かみ」をどう融合させていけるのか、今日はちょっと考えてみたいと思います。
買い物難民の現状
僕の祖母もそうなのですが、年を重ねると、重い牛乳やお米を持って帰るのが本当に大変になるんですよね。近くにあったスーパーが閉店してしまって、バスに乗らないと買い物に行けなくなってしまった、なんて話もよく聞きます。いわゆる「買い物難民」と呼ばれる方々は、農林水産省の調査によると2015年時点で約825万人にも上ると推計されていて、これは決して他人事じゃないんです。もちろん、今ではネットスーパーがすごく便利になりました。でも、スマホやPCの操作に慣れていない方にとっては、まだまだハードルが高いのが現実。それに、効率的なのは素晴らしいことだけど、画面をタップするだけの買い物では、あの「八百屋さんのおじちゃんに『今日のオススメは?』って聞く」ような、何気ないコミュニケーションが失われてしまうのが、なんだか寂しいなとも思うんです。便利さと、人とのつながり。この二つを両立させる方法はないんでしょうか。
AIを活用した新しい「御用聞き」サービス
そこで僕がすごく可能性を感じているのが、AIアシスタントと地域のお店をつなぐ、新しい形の「御用聞き」サービスなんです。例えば、家にいるスマートスピーカーに「ねえ、今日の晩ごはんに煮魚を作りたいんだけど、何かいいお魚ある?」って話しかける。そうするとAIが、近所の魚屋さんのその日の仕入れ情報をチェックして、「今日は新鮮なカレイが入ってますよ!煮付けにぴったりです。一緒にお豆腐とネギも届けましょうか?」なんて提案してくれるイメージです。これならスマホの細かい操作もいらないし、まるで馴染みのお店の人と会話しているような感覚で買い物ができますよね。こんなふうに、テクノロジーが人の「声」を理解して、地域のお店とリアルタイムで繋いでくれる。これなら、ただの注文システムじゃなくて、もっとパーソナルで温かい体験になるんじゃないかなって思うんです。
テクノロジーが生み出す新しい温かさ
もちろん、これはまだアイデアの段階です。でも、テクノロジーはあくまで手段であって、目的じゃない。僕たちが本当に作りたいのは、テクノロジーを介して、もう一度人と人、人と地域がゆるやかにつながる仕組みなんです。AIが提案してくれた商品を、地域の配達ボランティアの方が「こんにちは!」って顔を見せながら届けてくれる。そんな未来が来たら、買い物はもっと楽しく、安心できるものになるはずです。僕もこのプロジェクトの一員として、そんな「テクノロジーが生み出す、新しい温かさ」を形にするために、もっともっと勉強して、皆さんに最高のソリューションを届けられるように頑張りたいなと、改めて思いました。